初夏の風 ― 聖書のみ言葉とともに

み言葉

初夏のやわらかい光の中にいると、日本のよさが自然と胸にしみてきます。新緑の色や風の匂い、道ばたの花の気配が、忙しさで固くなった心をそっとゆるめてくれます。そんな瞬間にふと、聖書のみ言葉が重なることがあります。

「野のゆりがどのように育つのか、よくわきまえなさい。」(マタイ6:28)

桜が散ってもすぐに若葉が芽吹き、山は深い緑へと変わります。日本の四季は、このみ言葉をそのまま目に見える形にしてくれているようで、自然の移ろいが心のペースまで整えてくれます。日本のよいところのひとつに「ていねいさ」があります。挨拶や季節のあいさつ状、神社の静けさ、玄関を整える習慣など、小さなことの積み重ねが日々を豊かにしています。

「小さいことに忠実な人は、大きいことにも忠実であり、小さいことに不忠実な人は、大きい事にも不忠実です。」(ルカ16:10)

このみ言葉は、小さいことを大切にする日本の文化そのものを言い当てているように思えます。初夏のゆったりした空気の中で、そんな日本らしさに触れると、心がふっと軽くなります。遠くへ出かけても、近所を散歩するだけでも、この季節の日本は十分に豊かです。道端のツツジ、夕暮れの匂い、季節限定の味わいなど、どこにいても季節の気配が濃いです。「どこにいても楽しめる国」というのは、実はとても恵まれたことです。

「地とそれに満ちるもの、世界とその中に住むものは、主のものである。」(詩篇24:1)

自然も文化も食べ物も、そこにあるものを味わう心さえあれば、どこにいても豊かさを見つけられます。日本はその“見つけやすさ”に満ちている国だと感じます。初夏は、がんばりすぎた心をそっと休ませる季節。日本のよいところを感じながら、聖書のみ言葉を胸に秘めていると、日常が少しあたたかく見えてきます。あなたの季節がやさしい時間になりますように。

音楽 ”初夏の風にふかれて”
初夏の風に包まれる日常の情景を通して、創造主の愛と導きが静かに広がっていく様子を歌った賛美歌で、自然の移ろいと心の希望が重なり合い、歩む者を光で照らす恵みをやさしく描いています。

音楽 ”初夏の風にふかれて”

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